伝統の団体戦開幕 13クラブ78人熱戦 とまみん杯クラブ対抗ゴルフ大会

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  • 2019年10月3日
昨年の大会で個人トップの今石のティーショット

  35回の歴史を誇る団体戦、2019とまみん杯クラブ対抗ゴルフ大会が3日午前、苫小牧市樽前のドリーム苫小牧ゴルフ倶楽部で始まった。各クラブを代表する精鋭アマチュアゴルファーが好スコアを目指し、あいにくの曇天を切り裂くような豪快かつ精密なショットを次々と繰り出していた。

   大会は苫小牧民報社が主催し、参加する東胆振、日高、千歳の13クラブが協賛している。各チーム6人の計78人が出場。アウト(1~9ホール)、イン(10~18ホール)の18ホール(パー72)をラウンドし、チーム内のスコア上位5人の合計スコアを競う。

   樽前山麓の丘陵地帯を生かしたコースレイアウトが魅力のドリーム苫小牧では、9年ぶりの開催となる。

   前回の2018大会(樽前カントリークラブ中・南コース)では、昨秋の胆振東部地震の被害を乗り越え、早来カントリー倶楽部が計385で見事初優勝。2位にセベズヒルゴルフクラブ、3位に千歳空港カントリークラブが続いた。2位に13打差をつける圧勝劇を見せた早来が今大会で連覇なるか、他のクラブが阻むか。

   個人では、早来の今石将史、松澤豪が1オーバーの73で並び、規定により今石が栄冠をつかんだ。2位に松澤、3位には1打差で伊藤靖彦(平取カントリー倶楽部)が入った。個人上位5人は今大会にも出場。ハイレベルな個人賞争いが期待できそうだ。

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