10度目の国体へ、木賊「キャリアハイを」―自転車競技

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  • 2019年9月27日
節目の10回目となる国体に挑む木賊(右)

 第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の自転車競技(29日~10月3日、取手競輪場)に北海道代表として出場する苫小牧日翔病院の木賊(とくさ)弘明(39)が26日、苫小牧市役所を訪問し、岩倉博文市長に自身最後の挑戦と決めた10回目の国体舞台に向け意気込みを語った。

 木賊は今年6月の国体自転車競技北海道ブロック予選会(函館)でスプリント、ケイリンの2種目を制覇。また、同月の道選手権では1ハロン(約200メートル)通過タイムの自己ベストを大幅に更新する11秒27をマークするなどし、目標に掲げていた10回目(6年連続)の国体切符を手にした。

 「オーバーワークになっても構わない」と今年はさらに自身の体をいじめ抜き、体力、筋力アップに励んできた努力が結実した。「今までとは体つきが違う。相当トレーニングを積んだのでは」と岩倉市長をも驚かせた木賊。ケイリン、3人1組のチームスプリントの2種目で出走予定。「キャリアハイの成績を残したい」と話す。

 岩倉市長は「精神力、気持ちの強さが素晴らしい。期待しています」とエールを送った。

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