苫小牧市のスポーツ都市推進課は26日、新ときわスケートセンターでパラアイスホッケー教室を開いた。北海道ベアーズの須藤悟と廣瀬進の2選手が講師を務め、参加者15人に競技の基礎やプレーのこつなどを伝えた。
教室で須藤は「転んだときは刃を氷に押し付けるような感覚で起きる」「顔を上げて前を向きながら進むとバランスが取りやすい」と、基本的な動作を指南。参加者はターンやブレーキの方法も教わり、後半にはパックを使ってドリブルやパスを練習した。最後は2チームに分かれてミニゲームを行い、競技の魅力に触れた。
苫小牧市出身で日本代表にも名を連ねる須藤は「短い時間だったが、基本を習得してもらい、楽しんでもらうことができた。競技をしてもらう良いきっかけにもなった」と振り返った。