反省点見詰め、次戦へ

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2019年9月23日

  韓国の強豪アニャンハルラをホームに迎えた連戦。1戦目は攻守がかみ合いファンに待望のホーム初勝利を届けたが、2戦目は第1ピリオドで守備が崩れ敗戦を喫した。菅原宣宏監督は「1戦目は守りでリズムをつくり、躍動感あるプレーで良い攻撃につなげたが、2戦目はそれができなかった。次戦(24日)はなんとしても勝って締める」と話した。

   ホーム開幕シリーズのひがし北海道クレインズ戦を連敗し、ハルラ戦で出直しを図りたい王子。第1戦は序盤、攻められる場面もあったが、守備陣が隙を見せず、相手に流れを譲らなかった。第2ピリオドにはFWタイラー・レデンバックがホーム初ゴールを決めて勝ち越すと好調のFW中屋敷が2ゴールを決めた。中屋敷は「1点目のパワープレーからのゴールも2点目の左サイドからのゴールも、練習してきたことを出せた」と振り返った。

   しかし第2戦は躍動感ある王子のホッケーが影を潜めた。第1ピリオド中盤まで粘りを見せながら、一瞬の隙を突かれて短時間で3失点を許しこれが決勝点となった。第3ピリオドまでに1点ずつ返すも時すでに遅かった。指揮官は「やるべきことができていないとこういうことになる」と指摘。DF山下敬史主将は「パスをつなごうとリスクのあるプレーが目立つとこういう結果になる。自分たちのプレーを丁寧にやっていかなければ」と反省の弁を述べた。

   24日もハルラ戦を控える王子。勝ち越しを決め、今後のリーグ戦につなげていきたい。山下主将は「チームとしても連敗はできない。しっかりと反省点を見詰め直し、この結果を24日のハルラ戦につなげたい」と語った。

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