えりも 諦めず、終盤に集中打

  • スポーツ, 野球
  • 2019年9月7日
8回に6点目の適時二塁打を放つえりも・中野

  六回の相手攻撃を終え0―9。コールド負けの雰囲気漂う試合展開から、えりもが意地を見せた。五回までわずか1安打だった打線が、六回裏の攻撃で3安打を集め一挙3得点。七、八回にも加点し一時3点差にまで詰め寄った。

   計6失策の守備が響き、逆転には至らなかったが「最後まで粘り強く戦ってくれた」と米澤監督は頑張りをたたえた。

   夏の支部予選を最後に最上級生が抜けたチームは公式戦参加に1人足りない8人。他チームと合同も考えたが、「選手たちの単独への意志が強かった」(監督)と2人の助っ人を加え、2014年以来の秋季大会出場にこぎ着けた。

   春、夏、秋と1シーズン通しての公式戦出場も5年ぶり。「どんなに点を取られても諦めずに戦うようになった」と米澤監督は成長ぶりに目を細める。来季ももちろん単独を維持する構え。「守備からリズムをつくれるようになってほしい」と期待した。

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