流派全道大会で入賞者多数の好成績 優至会塚本道場 

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  • 2019年9月4日
全道大会で入賞した道場生

  苫小牧市内の空手道場、優至会塚本道場がこのほど、恵庭市で開かれた第9回優至会北海道空手道大会で、優勝を含めて延べ39人の入賞者を出す好成績を残した。指導する同道場の塚本鉄兵代表は「初出場の選手も入賞できた。自信にもなったと思うが、これからも先輩の背中を追い掛け成長してほしい」と喜びを語った。

   優至会北海道空手道大会実行委員会主催の大会。全道から約230人が参加し、各カテゴリーのタイトルを競った。

   このうちフルコンタクト一般の部で菅原隆博(44)が優勝した。決勝は、北海酒井道場の渡邉太朗と対戦。「しぶとい相手で苦戦した」と振り返るが、突きを胸に当てることを意識してなんとか栄冠を勝ち取った。菅原は「蹴り技がまだ甘い。もっと練習して次の大会でも優勝したい」と意気込みを語った。塚本代表は「厳しいトレーニングを積んでいるのを知っていただけに、勝てて本当によかった」と菅原の努力をたたえた。

   佐藤響真(沼ノ端中2年)はフルコンタクト中学1・2年男子の部で優勝した。今年から始めたサーキットトレーニングで体力を強化していた。佐藤は「蹴りの威力が武器になった」と手応えを語る。塚本代表も「元から回し蹴りのテクニックを持っている。体力が付いて強さが一段上をいっている。次の大会でもいい結果が期待できる」と太鼓判を押した。

   ライトコンタクト小学2年の部で優勝した小向慶明(沼ノ端小2年)は間合いと気合で相手を上回った。以前は組手の試合に苦手意識があったが、練習の積み重ねで克服。決勝で対戦した酒井道場の金澤晴凪(せな)との試合でも練習の成果を存分に発揮した。小向は「声を出して気持ちで負けないようにした。次はフルコンタクトで入賞を目指したい」とさらなる飛躍を誓った。

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