一般財団法人ハスカッププラザと公益財団法人北海道科学技術総合振興センターは1月29日、「ウェルネスフーズセミナー」を苫小牧市まちなか交流センター・ココトマ(表町)で開き、行政や企業担当者を中心に約30人が参加した。「食と健康」をテーマに掲げ、北海道情報大学の西平順学長が「情報を基盤にした食と健康のライフイノベーションの実現」と題して講演した。 西平氏は地域の食材を使いながら健康を保つ研究を重ねてきたことを紹介し、「苫小牧は食材に恵まれている。食の研究と情報技術を活用した健康づくりができたらいい」と述べた。また、北海道で製造された食品を対象にした機能性表示制度「ヘルシーDo」についても説明した。 市保健センターの清水力センター長は「健康寿命、増進に関してツールやエビデンス(科学的根拠)を構築することが大切だと学んだ」と話した。 食と健康に関する講演を聞く参加者ら