今大会最多の25ポイント(11G14A)をマークした駒大苫主将のFW中谷采士郎。率直に「優勝できてうれしい」と喜ぶ。4連覇のかかった地元での大舞台。「全校応援が決まり、選手たちのモチベーションも上がっていた。応援してくれるみんなの前で4連覇を決めることができた」と話す。
決勝戦に臨む前、チームメートには「足を動かしたシンプルなプレー、駒沢らしいホッケーをして、最少失点で勝つためにチームみんなで戦おう」と声を掛けた。1年間、主将を務め「今季、公式戦で全勝できた。みんなのおかげで最高の舞台で優勝できたし、とても充実した1年だった」と晴れ晴れとした表情。
今後は中央大に進学し、プロ選手も視野にさらなる高みを目指す。戦いが続く後輩に向けては「チーム状態は攻守共に良いので優勝目指して頑張ってほしい」とエールを送った。
攻撃の要を担ってきた副主将のFW三浦彪我も「3年間やってきたことが報われてすごくうれしい」と連覇を喜ぶ。今大会は21ポイント(9G12A)をマーク。「ポイントも意識はしていたが、それよりチームが勝利するためのプレーを率先してやっていこう―と思っていた。フェースオフや体張ったプレーは特に意識していた」と振り返る。
副主将として主将のサポートをしながら、常に先頭を切って献身的なプレーを体現。「チームメートに背中で見せられればと思ってやってきた」。今春、東洋大へ進学する。「1年目から試合に出場することや代表入り、海外チームでプレーできるような選手を目指したい」と次なる目標を見据えた。