チーム支えた3年生 23日、強豪に善戦 苫小牧中央

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2025年1月24日

  23日の白樺戦で惜しくも敗れた苫小牧中央。長年の休部状態から復活したのは3年前。当時は1年生12人だけでのスタートだったが、アジアリーグのチームで12シーズンプレーした腰越雅敬監督の下、選手たちは着実に力を付けてきた。インターハイ6回優勝の白樺との激闘に「今の3年は(入部当初は3年がいない中で)ここまでチームを引っ張ってくれた。選手たちを褒めてやりたい」と賛辞を贈る。

   その3年生の中心として部を支えてきたのがGK高瀬優一朗。U18日本代表メンバーにも選出され、技術面の評価は高い。この日の試合でも第2ピリオドでは白樺のシュートを浴びながら無失点に抑えた。

   苫中央を選んだのは「駒大苫小牧を3年間で倒すためだった」と語る。その3年間は「厳しいことも辛いこともたくさんあった。でも自分が選んだ道。ここまでチームを強くできたことを誇りに思う」と悔しさをにじませながら胸を張った。卒業後は中央大に進学する予定で「この悔しい思いを忘れず、大学では優勝したい」と次を見据えた。

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