アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道に9月、4季ぶりとなる外国人選手、カナダ国籍のFWボビー・マッキンタイアが入団し、12日の対横浜グリッツ戦(アウェー)でアジアリーグデビューした。26、27両日には、苫小牧市のネピアアイスアリーナで行われるホーム戦を控えており、マッキンタイアは「勝つことが1番の目標だが、地元ファンの皆さんの前でプレーすることがすごく楽しみ」と意気込んでいる。
入団が決まり、9月に来苫。日本で過ごすのは初めてで、苫小牧については「大きな街ではないが、スケートリンクが近く、アクセスもしやすい。地域の人たちも温かい」と印象を語る。合流して1カ月ほどが経過し、「温かく親切なチームメートたちがいて心地いい」とチームにもなじんだ様子。DFハリデー慈英とは10年以上前に苦楽を共にした仲で「慈英のことを知っていたし、英語が話せる選手もいて、支障なくチームに溶け込めている」と話す。
選手登録が完了し、今月の12、13両日、アウェーの対横浜グリッツ戦でアジアリーグにデビュー。昨季から7カ月ぶりとなる試合に臨み、「ゲームをできることが喜びだし、日本の別の街にも行けて、楽しみながら過ごせている」と話す。10代の頃からカナダからアメリカ、ノルウェー、スウェーデン、イギリスとリーグを渡り歩いてきた。プレースタイルについては「スケーティングとパス回しが強み。ほかのチームメートとの折り合いもあるので、チームメートの特徴も捉えながら、自分に何が必要なのかを見つけてプレーしていきたい」と意気込む。
趣味はゴルフやテニスで、冬期間は家で映画を見たりして過ごすという。「新しい街に来たので、機会があればいろいろ見て回りたい」と話すマッキンタイアの好きな食べ物は、すし、ラーメン、焼き肉などの日本食。チームのファンについては「温かく迎えてくれて、すごくありがたいと思っているし、ホーム、アウェーに関わらず、会場で応援してくれてうれしい。これから、皆さんのことを知っていければ」とメッセージを送った。
☆プロフィル
背番号89、生年月日1997年9月8日生、身長175センチ、体重87キロ。