大会は7カ国から100チームほどが参加し、実力別に5カテゴリーに分けられる。日本は10チームによるトップカテゴリーのトーナメント戦に出場し、1回戦はチェコと激突する。
前年に続き、2度目の参加となるBLUEサンダースのGK那須惺太(拓進小6年)。「前回は延長戦で敗れて悔しい思いをした」と振り返り、速いハイショットにも対応できるよう練習を積んできた。「大事な場面でしっかりセーブし、声を出しながらチームを盛り上げていきたい」と意気込む。
バーニングバレットのDF佐藤大雅(拓勇小6年)、レッドスターズのFW渡部遙大(泉野小5年)、苫小牧ジェッツのDF伊藤悠真(美園小6年)、FW有本圭壱(早来6年)の4人は、国際試合の舞台を初めて踏む。佐藤は「堅実なプレーを心掛けつつも、攻撃に参加するなどプレー面で挑戦していきたい」、渡部は「泥臭くても得点と勝利を目指し、気持ちでぶつかっていきたい」、伊藤は「試合の展開を見ながら状況判断をしっかりしたプレー選択をしたい」、有本は得意とするハンドリングを武器に「持っている力を全て出したい。視野を広げ、チームの得点に絡むプレーをする」とそれぞれ意気込みを語った。
これまでも多くの代表選手やアジアリーガーを輩出してきたジャパンセレクト。同大会への出場は初めて。チームはすでに出国しており、同大会のほかにも、練習試合などを予定し、各選手のレベルアップを目指す。黒川太郎監督は「同世代でも海外の選手たちのスキルは高いし、プレッシャーも早い。それぞれが持っている力を出せれば、結果もついてくると思う」と優勝を目標に掲げて飛び立った。チームは25日に帰国する。
ジャパンセレクトのメンバーとして国際試合へ挑戦する5人 カナダのケベック市で13日に開幕するアイスホッケーの国際大会「第48回国際ピーウィーBSRトーナメント」に、苫小牧市と安平町の小学生5人が、ジャパンセレクトチームのメンバーとして出場する。それぞれ「自分の力が、世界でどこまで通用するか試したい」と闘志を燃やしている。