白老町が初めて官民協働で作成した「子育てガイドブック2025」が完成し、町内の公共施設24カ所に設置を進めている。地方創生支援事業を手掛ける大阪市の企業サイネックスが協力し、子育てに関する行政情報や育児に役立つ情報を盛り込んだ。
ガイドブックは持ち運びしやすいA5判で56㌻、オールカラー。写真や図表を多用し、育児に関する制度や施設、医療機関の情報などを調べやすくした。
妊娠が分かってからの助成や支援制度、産後ケア、子ども医療費、保育園や認定こども園、小学校、児童クラブ、家庭での事故防止、子育てに関わる主な相談窓口―など、詳細な情報を網羅している。
地域事業者の広告も掲載し、1200部を印刷。保育園や認定こども園、子育て関連施設を含む公共施設への設置を8日ごろまでに終える見込み。ガイドブックは16年度から制度改正などに合わせて制作、更新してきた。今後は年1回ペースで内容を更新しながら発行を続けていくという。