冬道の安全運転を啓発 JAFなどインバウンドに 新千歳

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  • 2025年2月4日
インバウンドに交通安全の啓発チラシを配布

 日本自動車連盟(JAF)札幌支部、道や道警など計6団体は3日、冬道などに不慣れなインバウンド(訪日客)の交通事故を防ごうと、新千歳空港国際線ターミナルビルで啓発活動を繰り広げた。

 JAF同支部は、道内でインバウンドの増加により、外国人が運転するレンタカーが絡む交通事故も増えている状況を受け、2023年から新千歳で啓発活動を展開している。

 今年も一時停止の標識が日本と海外では異なることや、雪道は滑りやすくてすぐに止まれないことを知ってもらおうと、英語で安全運転を呼び掛けるチラシ450部を作成した。

 この日は国際線の到着口付近でのぼりなどを掲げ、関係者約20人が新千歳に降り立ったインバウンドに、「セーフティードライブ」などと英語で声を掛けてチラシを配った。

 訪日客はさっそくチラシの内容を確認したり、「OK」などと元気に答えたりし、同支部の山本洋平事業課長は「一時停止は特に注意してほしい。路面状況も刻一刻と変わるので、安全運転を心掛けてほしい」と訴えていた。

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