苫小牧東部の小中学生で構成する沼ノ端ちびっこ吹奏楽団Pitter Patter Tooters(ピタパタトゥーターズ)は2日、市文化会館で定期演奏会を開いた。市民ら約150人が訪れ、管楽器と打楽器の息の合った演奏に聴き入った。
3部構成の定演は、1部で「カーニバルのマーチ」などクラシックを聴かせ、2部のソロ・アンサンブルでは、昨年新たに加入したメンバー6人が「ケンタッキーの我が家」を披露した。
3部はOB、OGと共演。団員3人がかわいらしいダンスを交えて「ジャンボリミッキー」で盛り上げたほか、昨年のパリ五輪の応援ソング「アポロドロス」や童謡メドレーで幅広い年齢層を楽しませた。
市内の演奏会によく足を運ぶという見山町の女性(59)は「練習の成果が表れていた。演奏を重ねるにつれ音も格段に良くなった」と感心していた。