苫小牧観光協会は12日から11月4日まで、人気ゲーム・アニメの「ウマ娘」と連携したイベント「市内周遊 出走! スタンプラリー」を実施する。4~5月のゴールデンウイークに初めて実施し、人気を集めた企画の第2弾。グッズ販売をはじめコラボレーション事業も続々と立ち上がる予定で、市内観光の振興につなげる考えだ。
市や同協会が2020年度から進める、認知度向上や交流人口の拡大を目指すアニメツーリズム推進事業の一環。ウマ娘を開発したCygames(サイゲームス、東京)との連携企画。第1弾のスタンプラリーは4月27日~5月6日に実施し、市内外から2622人が参加した。
第2弾は、とまこまい観光大使の競走馬ホッコータルマエをモチーフにしたウマ娘の他、同馬にちなみダート路線ゆかりのウマ娘3人の等身大パネルを新たに導入。ウマ娘「ホッコータルマエ」と市公式キャラクターとまチョップの書き下ろしキービジュアルの記念撮影パネルも用意した。市内5カ所に設置して回ってもらう考えで、開催期間も1カ月弱に延ばした。
自由に写真撮影を楽しめる他、QRコード付きパネルも設置し、デジタルスタンプラリーを実施。QRコードをスマートフォンなどで読み込むと参加できる。
5カ所を完走した先着2000人に、オリジナルクリアファイルをプレゼント。11月5日まで苫小牧観光案内所(表町)で配る他、ラリー期間中はウトナイ湖野生鳥獣保護センター(植苗)、三星本店(糸井)でも対応する。また、スタンプ3個を集めた先着3000人に、オリジナルポストカードを配布する。
ラリー開始に合わせ、「ホッコータルマエ×とまチョップ」のキービジュアルをあしらったグッズ販売も開始。タペストリー(3300円)、ハンドタオル(990円)、アクリルスタンド(2200円)を観光案内所で取り扱う。三星も「よいとまけ」のパッケージにホッコータルマエをデザインし、昨年限定販売した「よいとまけホッコータルマエver.」(780円)を再販する。
同協会ホームページで特設サイトを開設し、寛那見太樹事務局次長は「第1弾参加者の意見を参考に、参加しやすい内容にした。今後もウマ娘とコラボして観光を盛り上げたい」と話している。
問い合わせは同協会 電話0144(34)7050。