アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は17日、苫小牧市北栄町の市沼ノ端交流センターでトークイベント「WASHIトークin the summer」を開いた。FW中島彰吾、DF山田虎太朗の2人が出演。定員を超える83人が来場し、選手たちの話に耳を傾けた。
イベントの進行役を務めた城野正樹チーフマネジャーは、2人に競技を始めたきっかけや高校、大学時代の学生生活について質問。山田は父親がアイスホッケーの選手だったことや、スケートに誘われても行きたくない―と断ったこと、元女子日本代表の大沢ちほさんと幼なじみだったことを語り、「彼女がホッケー選手になると言っていて、負けず嫌いから自分もなると宣言して始めたのがきっかけだった」と話した。
中島は高校時代に、U―18の代表選考から漏れた出来事を回顧。「人生で一番というくらい悔しくて、練習に打ち込んだ。今思えば、プロ選手を目指す大きなターニングポイントだった」と振り返った。
2人はほかにも大学時代の寮生活や高校時代のつらいトレーニング経験、チームメートの話など、リラックスした様子でさまざまなエピソードを披露すると、来場者たちは氷上で見る真剣な表情とは違った選手の側面に興味津々。城野チーフマネジャーの鋭い突っ込みも相まり、会場を沸かせていた。