白老町竹浦204の松井満さん(85)宅の庭で、妻の範子さん(83)が育てたクレマチスやハマカンザシ、シバザクラなど約50種が咲きそろった。初夏の日差しを浴びながら、ピンクや紫、赤、黄色と彩り豊かな花々が道行く人の目を楽しませている。
庭の広さは約240平方メートル。範子さんは20年ほど前から毎朝、満さんの協力を得て花の世話に励んできた。今年もアーチトンネルやティーテーブル、木製のゲートなどを配置し、華やかな庭を演出している。
「毎年ゴールデンウイークごろから、朝から夕方まで外に出っ放しです」と笑う。「園芸は楽しくてしょうがない。元気の源」といい、丹精込めた自慢の庭を「多くの人に見てもらえたらうれしい」と語る。
沿道から色とりどりの花が見られるほか、声を掛けて庭に入れる場合もある。