早紀江さん「政府は使命感を」 横田滋さん死去5年

  • AF, 内外2
  • 2025年6月5日
横田めぐみさんの父、滋さんの5回目の命日を前に記者会見する妻の早紀江さん=3日、川崎市

 横田めぐみさんの父、滋さんの5回目の命日を前に記者会見する妻の早紀江さん=3日、川崎市 北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父滋さんが87歳で死去してから5日で5年となった。妻の早紀江さん(89)は「大きな寂しさがある。まじめな人だった」と亡き夫をしのび、政府に使命感を持って取り組むよう訴えた。早紀江さんは3日に川崎市内で報道各社の取材に応じた。

 滋さんは1997年に「家族会」を結成。初代代表を務め、早紀江さんと共に早期解決を訴える講演や署名活動に奔走した。しかし、2020年、まな娘との再会を果たせぬまま87歳で亡くなった。

 早紀江さんは「主人が亡くなったことは大きな寂しさがある。真面目で何でも話し合いができる人だった」と話した。リビングに飾る滋さんの遺影に「いつまでたってもだめなんだよね、お父さん。(状況が)全然分からないんだよね」と言葉を掛けているという。

 めぐみさんの拉致から今年で48年となり、拉致被害者の親世代で存命なのは早紀江さんだけとなった。早紀江さんは「子どもを産んで育てようと、生まれ変わっても思わないくらいつらい」と心境を吐露。日本政府に対し、「本気で取り返さないと、という使命感を持ってほしい。トップの人間同士が目を見て話し合って」と日朝首脳会談の早期実現を訴えた。

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