「ノロッコ号」川湯温泉駅まで延長/コスプレイヤーら歓迎/釧路

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  • 2025年6月9日
川湯温泉駅に入線するノロッコ川湯温泉号に手を振るコスプレイヤーたち

 JR釧網線の釧路―塘路間を走る観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」は7日、「ノロッコ川湯温泉号」として川湯温泉駅まで延長運転を行った。川湯温泉街ではコスプレイベント「川コス」と川湯温泉イラスト展「Kawayu+i展」が7、8の両日開かれ、にぎわいを見せていた。

 ノロッコ川湯温泉号は午後1時32分、定刻通りに川湯温泉駅に入線。ホームでは摩周湖農協のマスコットキャラクター「牛山豚彦」など、地元関係者が乗客を歓迎したほか、道の駅摩周温泉の売店を運営する「みちえき摩周直売会」が弟子屈産イチゴ「摩周ルビー」などを販売した。

 岩手県宮古市在住の佐々木瑠星さん(23)は今回が2回目のノロッコ号乗車で「窓がないため非常に開放感があり、景色を楽しみながらゆっくり乗れた」と笑顔を見せた。ノロッコ川湯温泉号は28日と10月4日にも運転する。

 川コスは、釧路管内弟子屈町出身、釧路市在住のコスプレイヤー三郎兵衛さんが企画した、弟子屈の「映える」風景と人の少なさを生かしたイベントで、今回で3度目。事前に参加を申し込んだコスプレイヤーたちが温泉街などで撮影を楽しんだ。

 Kawayu+i展(実行委員会主催)は、2度目の開催で、お宿欣喜湯(川湯温泉1)2階に、道内外のクリエーター30人が弟子屈をテーマに描いた多彩な作品を展示した。

 川湯温泉駅に入線するノロッコ川湯温泉号に手を振るコスプレイヤーたち

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