厚真町の厚真中学校(渡辺知峰校長)は6日、道徳の全校授業を行った。生徒69人がグループワークでいじめ防止について考えた。
全国でいじめの認知件数が増加している中、人権意識を学び、防ぐのが目的。
昨年に続いて実施し、同校の教員が、いじめの定義、同校が定めるいじめ防止基本方針の内容、いじめに多い冷やかしやからかい、悪口といったケースについて説明した。生徒たちは全国で認知件数が増えた理由などを、グループワークで話し合った。
3年の山城琴菜さん(14)は「いじめは良くないと知っていたが、授業で改めて認識した」と話した。