胆振東部の安平町、厚真町、むかわ町が、各町にある高校の魅力を発信する「胆振東部三町合同高校説明会」が8日、苫小牧市柳町のイオンモール苫小牧イーストコートで開かれた。中学生が日ごろ訪れる商業施設で、追分、厚真、鵡川高校の魅力を発信しようと初めて開いた。
個別相談に応じるブースを設けたほか、各町40分ずつのPRタイムを設け、それぞれの学校の特徴を紹介した。
追分高校は、音楽部の生徒がバンド演奏を披露。厚真町は、放課後の生徒の居場所として無料で通うことができる公営塾のよりみち学舎について説明した。鵡川高校は、学校生活を動画で紹介した。
追分高校の地域コーディネーターで安平町教育委員会事務局の山田頌さんは「それぞれの学校が取り組んでいることを知るきっかけになれば」と期待し、「音楽部の生徒には大勢の人の前で演奏する経験をさせることができた」と話していた。