苫小牧信用金庫は6年ぶりに、若手経営者を育成する「とましん創生塾」を開講する。7月15日から来年2月10日まで計6回、経済や経営の著名講師らによる講演を予定。受講料は2万円で、13日まで塾生を募集している。

　とましん創生塾は2003年に創設。原則50歳以下の経営者や後継者、組織の指導者や指導する立場を目指す人が対象。19年度までに延べ470人が経済や経営を学んだが、新型コロナ禍で中止していた。

　6年ぶりの開催となる今期、スローガン「地域の活性化は、地域を〝経営する〟ことで活力を生み出し、みんなで笑顔になることだ！　とましん創生塾から発信　SMILES　FOR　ALL‼」を初めて設定した。

　開講式を7月15日午後4時から、グランドホテルニュー王子（市表町）で実施。生活協同組合コープさっぽろ（札幌市）の大見英明理事長が「逆境を味方にする新時代経営」をテーマに講演し、懇親会も予定している。

　同塾ではこの他、内閣府の地域活性化伝道師や経済ジャーナリスト、総務省の地域力創造アドバイザーらが講師を務める予定。講演で経済や経営を学ぶことはもちろん、地域活性化にも取り組む予定で、外部研修会へ派遣も計画している。

　同信金営業地区内に事業所があるか居住している人が対象。QRコードからつながるサイトで申し込み書をダウンロードできる。問い合わせは同信金業務推進部　電話0144（56）5026。