苫小牧市の金澤俊市長は11日、市議会第14回定例会の19日招集を告示した。提出案件は、2025年度一般会計補正予算案をはじめ議案5件、陳情2件など計12件を予定している。
同予算案で、国の「新しい地方経済・生活環境創生交付金(第2世代交付金)」の活用事業として、同定例会で完成版を示す予定の「市未来まちづくり戦略」に基づく事業を盛り込む。
GX(グリーントランスフォーメーション)・次世代人材を育成するカリキュラムの開発、苫小牧イノベーション活性化など事業費は2億4400万円で、財源の半分を交付金で賄う。
また、勇払公民館改修事業費6273万円を計上。津波からの一時避難施設として、屋上に100人程度収容できる施設に改めるもので、8月着工、来年2月完成を予定している。
同予算案は、歳入歳出に2億5319万9000円を追加し、会計総額を916億6070万9000円とした。