苫小牧CCUS・ゼロカーボン推進協議会は10日、講演会に先立って2025年度総会を開き、事業計画と予算を承認した。
議事で、24年度は苫小牧市の脱炭素化に向けた全体構想やスケジュールなどを検討し、「苫小牧ゼロカーボン構想」としてまとめたことを報告した。
その上で25年度は、検討部会で同構想の内容を共有し、活用方法を協議することを決めた。このほか25年度事業計画で、講演会の開催をはじめ周知やPRにも力を入れる。
会長の金澤俊市長は「経済発展とゼロカーボンは切り離すことができない」と指摘し、「CCS特区に苫小牧地域が指定され、これからますますゼロカーボンの動きは加速していく」と協力を呼び掛けた。