森友文書を2回目開示 8800ページ、赤木さん自筆ノートも

  • AF, 内外2, 国内・海外
  • 2025年6月12日
森友文書改ざん問題で、追加開示された関連文書を印刷したもの=11日、大阪市北区

 学校法人森友学園への国有地売却に関する公文書改ざん問題で、財務省は11日、改ざんを指示されて自殺した同省近畿財務局職員、赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(54)に関連文書を追加開示した。赤木さんが自筆で記録したとみられるノートの写しなど約8800ページあり、改ざんの詳しい経緯が明らかになるか注目される。

 雅子さん側が同日午前、財務省を訪れ、ノートの原本と共に受け取った。関連文書の開示は4月に続き2回目。文書は全体で17万ページ以上あり、同省は今後も約2カ月ごとに開示を進め、主要文書は来年3月までに、その他は来年夏をめどに終えるとしている。

 新たに開示されたのは、赤木さんが携わっていた業務に関するメールや応接記録、参考資料などを手元で取りまとめていたとみられる文書。ノートには、国有地売却について検査した会計検査院とのやりとりなどが記録されていた。

 4月の開示文書では政治家やその関係者への対応などを記録した74件が欠落していたが、うち10件は赤木さんが取りまとめていた資料に含まれていたため開示された。

 文書は検察に任意提出されたもので、雅子さんが開示を求めていた。大阪高裁の不開示決定取り消しを受け、加藤勝信財務相が3月に開示を表明し、4月に約2200ページが開示された。

 4月に開示されたのは、近畿財務局に保存されていた森友学園側との土地取引の経緯に関する文書で、国有地の大幅値下げを巡る学園側との交渉記録のほか、財務省本省との間でやりとりされたメールなどが含まれていた。

 2021年6月には赤木さんが改ざんの経緯などを記した文書「赤木ファイル」が開示され、本省の指示に強く抵抗する様子が記されていたが、黒塗り部分もあり、詳しい経緯は分かっていなかった。

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