○…北海学園大は投打がかみ合った。打線が四回まで毎回得点を奪い、1回戦に続いて先発した工藤は走者を毎回出しながらも、最速156キロの直球を軸に5回5安打1失点。「野手陣が攻撃面で躍動してくれたから、自分も頑張ろうと思えた」。六回以降は救援陣が得点を許さなかった。

　1958年の第7回大会以来となる同一大会2勝目。大会前に掲げた目標を達成し、準々決勝は2連覇中の青学大に挑戦する。島崎監督は「優勝候補中の優勝候補。胸を借りるつもりでぶつかりたい」と誓った。