生き生き働ける職場に I・TECソリューションズ新旧社長が来社

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  • 2025年6月14日
来社した、右から近藤社長と住岡相談役会長

 苫小牧市表町のIT業、I・TECソリューションズの近藤広輝代表取締役社長(57)と、前社長の住岡弘相談役会長(68)が13日、新任あいさつで苫小牧民報社を訪れた。10日付役員人事で昇任した近藤社長は「社員が生き生きとやりがいを持って働ける職場にしたい」と意欲を見せた。

 近藤社長は厚真町出身。1990年に山梨学院大を卒業し、スピードスケート選手として三協精機(現ニデックインスツルメンツ)に入社。引退後、営業職などを経験し、99年1月に苫小牧電子計算センター(現I・TECソリューションズ)入り。主に経営管理部門を担当してきた。

 近藤社長は「いい仕事をして、いい製品を提供できれば、顧客も喜び、全てのステークホルダー(利害関係者)がウインウインの関係になる」と職場づくりの重要性を説いた上、「優秀な若手が入社している。彼らの可能性を引き出せる環境づくりが非常に大切」と力を込めた。

 住岡氏は9年間にわたって社長を務め、デジタル利用のまちづくりを推進する地域BWA(広帯域移動無線アクセス)サービス開始などに取り組み、「次の世代に必要な事業を立ち上げできた」と回顧。その上で「まだ成長の途中」とし、近藤新社長に対して「技術先行ではなく『会社がこうあるべき』という管理部門の考え方を持っており、今までにない流れを構築できる」と期待を寄せた。

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