Vリーグ・イエロースターズ 市と包括連携協定

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  • 2025年6月17日
協定を結ぶ澤野社長(右)らチーム関係者と金澤市長(同2人目)

 苫小牧市と、バレーボールVリーグに所属するチーム・北海道イエロースターズ(札幌市)は16日、地域活性化包括連携協定を締結した。同チームが道内自治体と同様の協定を結ぶのは6例目。主催試合で苫小牧をPRする他、市の行事にチームで参加するなど、双方の知名度アップを図る。

 イエロースターズは2023年、前身のサフィルヴァ北海道から現チーム名に変更。昨季は国内トップ・SVリーグの2部に当たるVリーグ東地区に所属し、同地区優勝で全体3位の成績を収めた。

 協定に盛り込んだ連携事項では、同チームは競技の魅力を伝える教室やクリニックの他、市のスポーツイベントや高齢者見守り活動、交通安全運動など地域の取り組みにも積極的に顔を出し、知名度向上に役立てる。

 締結式は市役所で行い、同チームの澤野佑介社長、アウトサイドヒッターの郡浩也主将とミドルブロッカーの谷直也選手が出席。金澤俊市長と澤野社長が協定書を交わした。

 澤野社長は「子どもたちの笑い声や遊ぶ姿が見られる非常に元気のあるまち」と苫小牧の印象を語った上、協定による市民の後押しを期待し「25―26シーズンで日本一を取り切って、来季満を持してSVリーグに行く」と力を込めた。

 金澤市長は「全国で最初にスポーツ都市宣言をしたまちとして、(同チームが)ビジョンに掲げる『世界に誇れるスポーツチームに』をお手伝いし、共に歩んでいきたい」と述べ、一緒に社会課題の解決に取り組む中での共創実現に意欲を見せた。

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