関東学生アメリカンフットボール連盟は17日、オンラインで臨時理事会を開き、違法薬物事件で廃部となった日大アメリカンフットボール部の元部員らが参加する団体の加盟を認めることを決めた。今秋始まるリーグ戦は2部に所属する。
日大アメフト部は2023年8月に部員による違法薬物所持が発覚。廃部となり、事件に関与していない元部員らは大学の管理下で「日大アメリカンフットボール有志の会」として活動していた。今年2月に関東学生連盟に加盟申請を提出。連盟側は関係者へのヒアリングや現地調査を行い、再発防止への取り組みなどを確認した。
連盟は「有志の会」から部への早期の移行を求めるとともに、再び重大な規律違反があった場合は「厳粛な処分を検討する」としている。