登別市登別東町の水族館「登別マリンパークニクス」は、雨や霧の多いこの季節に合わせた特別展示「雨の日水槽」をニクス城4階に設けた。直径約1メートル、高さ約60センチの半円錐型の水槽で、「みの」「傘」「カエル」など雨を連想させる語が含まれる魚7匹が泳いでいる。 展示しているのは、南日本の太平洋岸に生息するハナミノカサゴ、ネッタイミノカサゴ、キリンミノカサゴと、熱帯域に分布するオオモンカエルアンコウの計4種。カサゴの仲間は胸びれを大きく広げたり、アンコウは岩に擬態したりする習性を持つ。 水槽の周囲にはアジサイの造花やカエルの人形を飾り、この時期ならではの風情を演出。企画展示課の澤山菜南子主査(42)が手掛け、「雨の日にも来てもらい、じっくり観察を楽しんで」と呼び掛けている。 29日まで。開館時間は午前9時~午後5時。特別展示の観覧は無料だが、入場料が必要。
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