ソフトバンク16得点の猛打

  • スポーツ, 野球
  • 2025年6月20日
1回、先制の2点二塁打を放つソフトバンクの栗原=19日、マツダスタジアム

 ソフトバンクは今季最多の16安打16得点で大勝。交流戦最後の3連戦へ、弾みをつけた。 一回から打線が機能した。1番周東が中前打で出ると、1死後には交流戦で好調を維持する柳町が右前打でつないで1死一、三塁。4番中村は捕邪飛に倒れたものの、5番栗原は153キロを捉えてもう少しで柵越えという当たりの2点二塁打。「先制のチャンスを生かすバッティングができてよかった」。先発マスクを任された嶺井も4号2ランで続き、広島のドミンゲスの出はなをくじいた。 四回1死一、三塁の場面では、大関がきっちり初球で犠打を決めて6点目。「バントをしっかり決められるように準備したい」。宣言通りの働きでプロ初打点を記録し、投げても7回2失点で役目を果たした。 交流戦はこれで10勝目。9度目の優勝も見えてきた。この日6打点と復調気配の栗原は「あと三つ、自分たちが一つずつ勝っていくことが一番。頑張りたい」。勢いそのままに、セ・リーグ首位の阪神が待つ甲子園へ乗り込む。

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