苫小牧市は、年間を通じて省エネや節電を意識した働きやすい服装で業務に当たる「ナチュラル・ビズ・スタイル」に関するガイドラインを今年度中に策定する。
19日の一般質問で山谷芳則氏(新緑)に答えた。
市は2021年12月に同スタイルを導入したが、市行政管理室は「例えば男性の場合、丸首のシャツの着用を迷い、やめておこうという職員も見られる。文字や言葉だけでは捉え方に違いもあった」と説明する。
このため文字や言葉で伝わりにくい部分を解消するため、見本の写真なども掲載したガイドラインを策定する方針。大橋透総務部長は「公務の遂行にふさわしい服装を、視覚的に写真を使いながら伝え、職員の働きやすさにつなげたい」と理解を求めた。
さらに市は働き方改革の一環で今秋、専門家を講師に迎えて同スタイルに関する職員研修も行う予定だ。