本道上空に暖かい空気が流れ込んだ19日、東胆振地域も気温が上昇した。最高気温は各観測地点で平年を4・6~9・1度上回り、むかわ町穂別は30・1度と今年初の「真夏日」を記録した。
この他、地点別に見ると、厚真町で29・4度、白老町森野で27・8度、むかわ町鵡川で26・6度と夏日を観測。苫小牧市は24・8度、白老町白老は22・3度だった。
このうち、穂別、厚真、鵡川、苫小牧は今年最高を更新した。
室蘭地方気象台によると「太平洋高気圧が張り出し、南から暖かい空気が入りやすい気圧配置になっている」と説明。今週末には降雨が予報されるが、「気温が下がるのは一時的で、平年より高い日が多くなる見込み」とし、暑さ対策を呼び掛けている。