苫工高生徒が花植えに汗 駅通中心商店街 花いっぱい運動

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  • 2025年6月7日
バランスを見ながら花を植える生徒たち

 苫小牧駅通中心商店街振興組合(野村信一理事長)は6日、苫小牧駅前本通沿いなどのたる型プランター22個にバーベナやビオラ、ラベンダーなどの花約10種類・計約250株を植えた。

 毎年恒例の「花いっぱい運動」事業で、市の助成を活用して実施している。2019年から苫小牧工業高校の3年生が課題授業の一環で参加。この日は野村理事長ら同組合の2人とともに、同校建築科の生徒8人が花植えに汗を流した。

 「花のみずの」(市新富町)の中塚大河代表が「どこから見てもきれいに見えるよう、真ん中を高く、周りを低く」「株が大きく育つことも考えて配置して」などと助言し、生徒らが彩りや高さなどバランスを見ながら丁寧に作業した。

 プランターは同通沿いの国道36号から市道三条通までの区間と、錦町の公園「ポケットパーク」に設置し、参加した藤田朔太郎さん(17)は「花を植えたのは初めて。これからどんなふうに咲くか考えながら作業した。友達と見に来たい」と笑顔を見せた。

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