日本陸連は20日、世界選手権東京大会(9月)の代表選考会を兼ねる日本選手権(7月4~6日、東京・国立競技場)のエントリー選手を発表し、男子100メートルは世界選手権2大会連続入賞のサニブラウン・ハキーム(東レ)、柳田大輝(東洋大)らが名を連ねた。9秒95の日本記録を持つ山縣亮太(セイコー)は4年ぶりの出場。
男子で泉谷駿介(住友電工)は110メートル障害と走り幅跳びにエントリー。世界選手権代表に決まっている110メートル障害の村竹ラシッド(JAL)と、3000メートル障害の三浦龍司(SUBARU)は出場を見送った。
女子はやり投げのパリ五輪金メダリストで、世界選手権代表に決定済みの北口榛花(JAL、旭川出身)が出場。田中希実(ニューバランス)は1500メートルと5000メートルに名を連ねた。日本国籍を取得したフロレス・アリエ(日体大)は、日本記録を上回る自己記録を持つ400メートルの他、100メートルと200メートルにも登録。
今大会終了までに参加標準記録を満たした上で、原則3位以内に入れば世界選手権代表に決まる。