第43回全日本女子アイスホッケー選手権大会(Aグループ)が7日、札幌市月寒体育館で開幕する。苫小牧からは4連覇を狙う道路建設ペリグリンと、初優勝を目指すトヨタシグナスが出場し、女王の座を懸けて激闘を繰り広げる。
日本アイスホッケー連盟主催。今シーズン最後のタイトルを懸けた大会は10日までの4日間で競技が行われる。
国内の実力上位8チームが参戦するAグループは、4チームずつ2グループに分かれて予選トーナメントを展開する。それぞれの上位2チームずつによる決勝トーナメント、下位チームによる順位決定戦が行われる。
予選トーナメントの組み合わせ=別表=は、道路建設の初戦が高須クリニック御影グレッズ。勝つと、2月のスマイルリーグファイナルトーナメント決勝でゲームウイニングショット(GWS)にもつれた激闘の末に敗れたSEIBUプリンセスラビッツと対戦する可能性が高い。
トヨタは初戦のVORTEX SAPPORO戦を突破すると、ファイナルトーナメントの3位決定戦で苦杯を喫したDaishinとの激突が濃厚だ。
昨年の前回大会決勝は、道路建設がDaishinに4―3で逆転勝ちした。トヨタは、3位決定戦でSEIBUプリンスラビッツに4―3で競り勝ち、表彰台を守った。