落花生

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年1月18日
落花生

 豆菓子やあめの並ぶ節分コーナーが食品店やスーパーに設けられている。コロナ禍を経てなお、豆まきの風習が続きそうなことに、うれしさを覚える。

 節分にまくと言えば、子どもの頃から落花生だった。殻の中には大抵豆が二つ入っていて、たくさん食べられるお得感から、いつも豆ではなく殻の数を年齢に見立てていた。物心ついた頃、本州では煎った大豆をまくと知り、床に転がったものを食べる?それ、おいしい?豆を誤って踏んだら痛いのでは?とさまざまな疑問が頭を駆け巡った。床にシートを敷いたり豆を小袋に入れたりしてまいていると知り、納得した覚えがある。

 落花生をまく風習は、雪の中でも拾いやすく、食べ物を粗末にしなくて済むという理由で、昭和30年代に北海道から東北、信越地方へ広がったという。なぜか遠く離れた鹿児島県、宮崎県にも同じ風習があり、こちらは落花生の産地ということが背景にあるよう。

 煎った大豆は火をくぐらせて邪気を払った豆(鬼)なので、食べると鬼退治ができるとか。何やら効果抜群に聞こえ、落花生派としては「豆をまくのは『魔を滅する』という当て字が由来。落花生にも当てはまり、脂質が多いので体温維持にも役立つ」とアピールしたい。(林)

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