アイスホッケーアジアリーグ2024―25は28、29両日、札幌市などで4試合が行われた。レッドイーグルス北海道は、昨季のリーグ覇者、HLアニャンとの今季初対決を迎えたが、チャンスを生かしきれず2連敗を喫した。横浜グリッツは栃木日光アイスバックスに1勝1敗だった。
29日
▽2回戦
HLアニャン(5勝1敗) 3-0 レッドイーグルス北海道(3勝3敗)
▽得点者【H】アン・ジンフィ(チョン・ジョンウ、ガン・ユンソク)アン・ジンフィ(キム・サンウク、ナム・ヒドゥ)ガン・ユンソク(キム・ゴンウ)▽GK【H】イ・ヨンスン【レ】小野田▽シュート数【H】21【レ】23▽反則【H】39分【レ】6分▽パワープレー得点【H】2【レ】0▽キルプレー得点【H】0【レ】0▽観客数1226人
幾度の好機 生かし切れず 29日
先行される展開。序盤に反則によるキルプレー(数的不利)で2失点。相手の前線の強いプレッシャーの中、リズムをつかめずに苦戦。後半にはパワープレー(数的有利)のチャンスが幾度と訪れたが決め切れず、無得点で試合を終えた。
荻野監督は「相手がチャンスを生かす中、パワープレーのチャンスで得点できなかった」と敗因を語り「相手も研究してくるので、新たな引き出し、手数を増やしていく必要がある」と話した。来週から、チームは3週続けてアウェー戦に臨む。「まず、気持ちを切り替える。きょうの反省点を確認してチームや個別に落とし込んで改善していきたい」と前を向いた。
栃木日光アイスバックス(3勝3敗) 8-2 横浜グリッツ(2勝4敗)
28日
▽1回戦
HLアニャン(4勝1敗) 4-3 レッドイーグルス北海道(3勝2敗)
▽得点者【H】キム・サンウク(アン・ジンフィ、カン・ミンワン)ナム・ヒドゥ(キム・ソンジェ、バク・ジンギュ)カン・ミンワン(アン・ジンフィ、キム・サンウク)キム・サンウク(アン・ジンフィ、チョン・ジョンウ)【レ】入倉、安藤(武部)中島(今)▽GK【H】マット・ダルトン【レ】成澤▽シュート数【H】30【レ】27▽反則【H】6分【レ】6分▽パワープレー得点【H】1【レ】0▽キルプレー得点【H】0【レ】0▽観客数1088人
相手を追い込むも、あと一歩 28日
28日は試合開始早々にカウンターから失点するなど先行されるが、FW入倉、安藤のゴールで同点に追いつく。第2ピリオド、DF今のパスをFW中島がダイレクトで相手ゴールへたたき込み勝ち越すも、第3ピリオド、キルプレー(数的不利)で失点するなど逆転を許した。最後は6人攻撃を仕掛け相手を追い込むも、あと一歩及ばなかった。
荻野監督は先行された2失点について「オフェンスゾーンでDFがサポートに行った際、FWが(守備的な位置に)残るべきだが、深く入りすぎて守る人数が足りていない部分があった」と振り返った。
横浜グリッツ(2勝3敗) 6-2 栃木日光アイスバックス(2勝3敗)