Feliz大会史上初の4連覇 決勝・苫小牧商工会議所会頭杯朝野球

  • スポーツ, 野球
  • 2024年9月25日

 第46回苫小牧商工会議所会頭杯朝野球選手権大会は25日、とましんスタジアムで決勝が行われ、Feliz(フェリース)が4―0の五回時間切れでオールドボーイを下して4年連続4度目の優勝を飾った。

 Felizは大会史上初の4連覇を達成し、今季、第62回大鷲旗争奪苫小牧朝野球大会も2年ぶりに制したチームの勢いが止まらなかった。序盤から優位に試合を運び、二回までに適時打などで4点を先行。2投手がオールドボーイを散発の4安打に抑えて零封した。

 個人賞では最優秀選手賞に林祐希(Feliz)、優秀選手賞に長谷部啓太(同)、敢闘賞に永洞颯大(オールドボーイ)が選ばれた。

 Felizは来年8月に千歳市で開催予定の全道朝野球大会出場権を獲得した。大会は17日に開幕し、今季の市内大会上位の8チームがトーナメントを展開した。

 ▽決勝

Feliz

22000―4

00000―0

オールドボーイ

(五回時間切れ)

(F)長谷部、菊池―林

(オ)小嶋、永洞―山本

🉁北山(オ)

🉂林、佐藤、笠井(F)

▽球審 灰野

▽塁審 桑田、置田、宝達

 Felizが零封勝ち。一回先頭内野安打の笠井が二盗し、林の右エンタイトル二塁打で先制。捕逸を挟んで新田の犠飛で2点目を挙げた。二回は一死二、三塁で伊藤が左前打して1点を加え、一連の送球間に佐々木が三塁から生還して4点差に広げた。

 オールドボーイは三回の1死満塁逸機が響き、三回から継投の永洞が抑えたものの打線は四回以降も反撃できなかった。

 4年連続優勝のFeliz・笠井聖寿監督 きょうは自分たちの野球をやり、全員で楽しくやろうと呼び掛けた。走攻守でおのおのが役割を果たせた試合になった。来年の全道大会に向けてチームとして、もう一段階レベルアップしたい。

 準優勝のオールドボーイ・金本靖志コーチ兼選手 みんな頑張ってこの大会の決勝に久々に来ることができた。今季、Felizには一度も勝てたことはなく、実力が一枚も二枚も上だと感じた。来シーズンに向けてまた頑張りたい。

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