苫小牧市のダイナックス沼ノ端アイスアリーナで行われているアイスホッケーの女子ユースキャンプで21日、日本代表「スマイルジャパン」が駒大苫小牧高との練習試合を行った。女子代表チームにとっては今季初の対外試合で、飯塚祐司監督は「シーズンが始まったばかり。ベースを少しずつアップしていき、総合力を上げていきたい」と話した。
試合は第1ピリオドに先制点を挙げた駒大苫が最後まで優位に展開。女子代表は得点を挙げることができず0―7で敗れた。
15日に始まったユースキャンプの日程は後半に突入。飯塚監督は「今季最大のミッションは五輪最終予選(来年2月)を勝ち抜くこと」とし、「チームとしての強みと弱みを理解し、強化していく」と先を見据える。
キャンプは24日まで、同アリーナで行われおり、23、24両日にも練習試合を展開する予定。「今はベースをしっかり作っていく時期。選手たちにも次の合宿までモチベーションを保ってもらい、FW、DFともに得点につながるプレーを求めていきたい」と語った。
ユースキャンプは一般公開されており、練習や試合は見学することが可能となっている。