合宿折り返しで紅白戦 アイスホッケー 男子日本代表選考

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2024年7月9日
合宿折り返しで紅白戦 アイスホッケー 男子日本代表選考

 アイスホッケー男子日本代表は8日、苫小牧市のネピアアイスアリーナで紅白戦を行った。代表の選考合宿を折り返す氷上練習で、選手たちは気迫のこもったプレーを見せた。

 紅白戦はブラック、ホワイトの2チームに分かれ20分を2ピリオド実施し、4―4の同点。ゲームウイニングショットの結果、ホワイトが勝利した。

 観客席から選手たちのプレーを見ていたジャロッド・スカルディ監督。合宿の初日には「世界選手権に出場した選手、してない選手、今回初招集の選手がいる中で、選ぶのに悩むようなプレーを見せてほしい」と伝えたという。その上で、紅白戦を含む合宿前半の選手たちのパフォーマンスについては「非常に高いレベルのプレーと集中力で臨んでくれている。何よりも戦い、競争する姿勢が素晴らしい」と評価した。

 男子代表は今年4、5月の世界選手権ディビジョン1グループAで、1勝4敗と勝ち切れない試合が続き5位だった。スカルディ監督は「どんな大会も勝ちに行く気持ちで準備して戦うし、選手たちはよくやってくれた。結果は伴わなかったが、良い点もたくさんあったので、ここからもっと積み上げて成長していく必要がある」と語った。

 9日から後半にさしかかる選考合宿で、選手たちに対し「きょうのように、ハードなプレーで競争することを求めていきたい。7月で(シーズンまで)早い段階の中、まだあまりオンアイスしていないことも考慮しながら、内容も柔軟に詰めていかなければならない。(終盤に向け)競争心をしっかり持って合宿を最後まで戦っていってほしい」と話した。

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