明治安田カップアイスホッケー大会が9日、苫小牧市のネピアアイスアリーナで初開催された。市内4チームの小学3、4年生約60人が参加し、元気にパックを追い掛けた。

　アジアリーグアイスホッケーのレッドイーグルス北海道が主催した。プロチーム発足時からスポンサー契約を結び、共に地域に密着した貢献活動を進める明治安田生命保険相互会社苫小牧支社が特別協賛した。

　市と「健康増進に関する連携協定」を結ぶ同社は、氷都・苫小牧のアイスホッケーを通じ、市民に楽しくスポーツに親しんでもらおうと大会を企画。競技人口が減少する中、大会で出場機会が少ない小学3、4年生を対象とすることで裾野の拡大を狙う。

　開会式で池亀拓也営業統括部長は「上達するためには競技を好きになり、楽しむことが大事。チームメートと協力して頑張って」、山本俊介副市長は「勝敗にこだわらず、仲間と元気にプレーして」と、それぞれ子供たちに呼び掛けた。

　試合はスケートリンクの3分の1を使って8分間の4試合を展開。各チームの子供たちが、はつらつと取り組む姿が見られた。