22日から室蘭・登別市で行われる日本スポーツマスターズ2023軟式野球競技南北海道大会に、苫小牧55年会野球部が出場する。メンバーは昭和55年度生まれ19人の異色チームだ。気心の知れた同い年のナインが、抜群のチームワークで全国大会出場を目指す。
同大会苫小牧支部予選は1日、苫小牧市清水野球場で決勝が行われ、苫小牧55年会野球部は9―1でOOGを下して初優勝した。
チーム結成は昨年。「みんなが40歳になったらマスターズに出たいよね」。10年ほど前から温めてきた新チーム構想が実った。苫小牧市内の中学や高校で野球をやってきた同世代メンバーに声を掛け合って仲間が集結。苫小牧東高甲子園出場世代で、全員が42、43歳。1人を除いて同一学年。「2回目の青春じゃないけど、楽しくやっています」と幹事メンバーの中山明紀。南北海道大会は同一支部(苫小牧)から補強が許されるが、原則55年組から補強する徹底ぶり。
チーム結成時から目標は「全国大会出場」。ナインは「42歳はマスターズでは若い世代。若さで戦っていきます」と張り切っている。
苫小牧支部予選の結果は次の通り。
▽決勝
OOG
10000―1
4005X―9
苫小牧55年会野球部
(五回コールド)
(O)菊地―中川
(苫)友杉、寺沢、田代―梶川
🉁中村(苫)
▽準決勝
神出ライオンズM
0000000―0
000030X―3
OOG
(神)森井―伊藤充
(O)土居―渡辺、中川
🉁古川(O)
🉂星山、岡崎、松本(O)
肉のあおやま
1000000―1
300000X―3
苫小牧55年会野球部
(肉)松本、小嶋―畠山津
(苫)田代、友杉―梶川
🉁小嶋(肉)
🉂畠山津(肉)大泉(苫)