第105回全国高校野球選手権記念大会南・北海道大会は19日、札幌円山球場で2回戦3試合が行われ、室蘭支部代表の駒大苫小牧が7―2で札幌光星に快勝。ベスト4進出を果たした。大会はこのあと休養日を挟み、準決勝2試合は24日、決勝が25日、いずれも北広島市のエスコンフィールド北海道で行われる。
▽2回戦
札幌光星
000020000―2
01101040X―7
駒大苫小牧
(札)後藤―竹内、福田
(駒)大森、大原、袋井、大森―小池
🉀瀬野(駒)
🉂瀬野(駒)
駒大苫小牧は二回、瀬野の本塁打で先制。1点リードの七回は打線に火が付き、4安打を集めて4点を追加し相手を引き離した。投手陣は3選手が継投し力投を見せた。
札幌第一
002100000―3
10230000X―6
札幌日大
(第)近藤、近江、菅原―高橋
(日)小熊―高橋
🉁菊池(日)
北 海
100001010―3
010010000―2
立命慶祥
(北)長内、岡田―大石
(立)岩渕、渡辺―正津
🉀熊谷(北)勝見(立)
🉂熊谷(北)
―6番瀬野、3打点の大活躍
駒大苫小牧が7―2で札幌光星を下し、ベスト4進出を決めた。「小さな事をこつこつとこなしてよく粘ってくれた」と佐々木監督はたたえた。
挙げたのは、同点で迎えた五回、1死一、三塁でのスクイズ。「どうしても1点欲しかった」と振り返った。投手陣も先発したエースの大森(3年)に続き、大原(同)、袋井(同)と力投を見せて追加点を阻止。「落ち着いて冷静に投げていた。準備も良く、次につながる投球」と3選手の継投にも手応えを語った。
この日は6番瀬野(3年)が3打点の大活躍。第1打席の二回、インコースの直球を完璧に捉え右柵越えの特大本塁打で先制点。七回には真ん中に来たスライダーを右に打ち返し、2点適時打を放った。「中途半端なスイングではなく、初球から迷わず振っていく意識で打席に立った」と笑顔で話した。
監督からの期待に応えたい―。準決勝を前に、瀬野は「考え過ぎずいつも通りに。打線をつなげる意識でどんどん振っていきたい」。活躍を誓った。
札幌光星 打安点
(9) 中嶋 210
(5) 片 山 311
(3)2福 田 501
(4) 境 出 300
(7) 柳 沼 420
(8) 篠 原 430
(6) 岩 瀬 400
(2) 竹 内 300
H 佐々木 100
3 岡 田 000
(1) 後 藤 210
H 山 口 100
3282
振球犠盗残失
8610102
投手 回 安 責
後藤 8 9 5
駒大苫小牧 打安点
(6) 藤 森 420
(4) 藤 橋 310
(8) 成 田 210
(1)71大森 421
(2) 小 池 311
(3) 瀬 野 323
(9)7松 野 400
(5) 藤 田 400
(7) 毛 利 100
1 大 原 100
1 袋 井 100
(9) 大 石 000
3095
振球犠盗残失
355091
投手 回 安 責
大森 31/3 6 0
大原 12/3 1 2
袋井 32/3 1 0
大森 1/3 0 0