第105回全国高校野球選手権記念大会南・北海道大会は17日、札幌円山球場で1回戦3試合が行われ、室蘭支部代表の駒大苫小牧が4―1で北照を下し、2回戦へ進んだ。
▽1回戦
北 照
010000000―1
10010110X―4
駒大苫小牧
(北)田中、上川―阿部
(駒)大森―小池
🉂藤森2、藤田、大森(駒)
駒大苫小牧は初回、藤森(3年)の2塁打などで先制。その後も好機に得点を重ねた。主戦の大森(3年)は完投の1失点。
函館工業
0000000―0
101033X―8
札幌日大
(七回コールド)
(函)加藤、櫛引、福沢―瀬川
(札)藤原―高橋
🉀石井(札)
札幌光星
0010200003―6
1000001100―3
大谷室蘭
(延長十回タイブレーク)
(札)後藤、藤野―竹内
(大)飯田―坂本
🉂福田(札)
―攻守にさえ強敵撃破
駒大苫小牧が初戦突破。佐々木監督は「粘りのある野球で勝つことができた。よく頑張った」とナインをたたえた。
エース大森(3年)は終盤につれて落ち着いた投球を見せ、粘り強く北照を封じた。
打線は1番の藤森(3年)が起点となった。佐々木監督も「頼もしい。潜在能力は随一」と評価する遊撃手は、初回に二塁打で先制を演出。三回にも二塁打を放つなど、5打数3安打の活躍を見せた。「自分が打たないと勝てない―それくらいの強い気持ちで臨んだ」と話した。
春季大会での立命館慶祥戦が分岐点だった。ミスが重なり、10―11と敗れた悔しさがこの夏に生きていると話す藤森は「一つのミスが命取り。最後のアウトまで絶対に気を緩めないでプレーしている」。
二回の2死満塁のピンチでも失点を防ぐプレーでチームを支えた藤森。「守りでも打撃でもチームを支えていきたい。強い気持ちを持って次戦に臨みたい」と闘志を燃やしていた。
北 照 打安点
(7) 手代森 421
(9) 宮 本 410
(6) 高 羽 400
(3)1上 川 440
(4) 谷 口 200
(8) 篠 原 420
(5) 荒 300
(1) 田 中 100
H 今 枝 100
3 茶 村 100
(2) 阿 部 400
3291
振球犠盗残失
631081
投手 回 安 責
田中 5 5 2
上川 3 5 2
駒大苫小牧 打安点
(6) 藤 森 530
(4) 藤 橋 310
(8) 成 田 401
(1) 大 森 410
(2) 小 池 210
(3) 瀬 野 200
(9) 松 野 211
(5) 藤 田 432
(7) 毛 利 300
29104
振球犠盗残失
2461110
投手 回 安 責
大森 9 9 1