【サンディエゴ時事】米大リーグ機構は3日、6月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平選手(28)が選ばれた。2021年6、7月に2カ月連続で選ばれて以来、日本選手最多の3度目の受賞。同時に週間MVPにも選出された。
野手が対象の月間MVPは日本勢では過去にイチロー、松井秀喜両外野手が各1度受賞。月間最優秀投手は野茂英雄、伊良部秀輝、ダルビッシュ有(現パドレス)の3投手が各2度受賞している。
大谷は6月、月間の球団記録を更新する15本塁打を放ち、打率3割9分4厘、29打点もマーク。6月の本塁打数としては、ベーブ・ルースらの持つア・リーグ記録に並んだ。
週間MVPは今季2度目の受賞。自身6度目となり、イチローを抜いて日本選手最多となった。