第105回全国高校野球選手権記念大会南・北海道大会室蘭支部予選が24日、とましんスタジアムで開幕した。

　大会には胆振、日高の20校17チームが出場。開会式では選手がグラウンドを勇壮に行進し、苫小牧西高吹奏楽部が演奏で花を添えた。静内の飯泉至穏（3年）が「人々に希望と勇気を与えられるよう、チーム一丸、はつらつとグラウンドを駆け回ることを誓います」と全力プレーを宣誓した。

　組み合わせ（別表）を見ると、Aブロックは駒大苫小牧、苫小牧工業が有力。Bブロックは春の全道大会準優勝の北海道栄、苫小牧東などが頂点をうかがう。Cブロックもシードの大谷室蘭、苫小牧中央が軸になりそうだ。開幕戦は静内―伊達開来。

　大会は7月1日までの7日間（雨天順延、30日調整日）。A～Cの3ブロックの代表は南北海道大会（7月15日開幕、札幌円山球場、準決勝からエスコンフィールド北海道）に進出する。