【ロサンゼルス時事】米大リーグ機構は22日、オールスター戦(7月11日、シアトル)の先発野手を選ぶファン投票(2段階で実施)の1次の結果を発表し、ア・リーグの指名打者(DH)部門で大谷翔平(エンゼルス)がリーグトップの264万6307票を集め、3年連続3度目の出場が決まった。
球団を通じ、「投票してくれた全てのファンに感謝したい。とても名誉なこと。これをモチベーションとして、グラウンド上で全力を尽くし続けたい」とコメントした。
1次では各リーグ最多得票の選手が選ばれるため、大谷と両リーグ最多の308万2600票だったナのロナルド・アクーニャ(ブレーブス)の先発出場が確定した。大谷のリーグ最多得票は初めてで、日本選手では2001~03年のイチロー(マリナーズ)以来。
大谷は2度の中間発表でもトップで、最終的にはリーグ2位に54万票以上の差をつけた。外野手部門で8位の吉田正尚(レッドソックス)、ナの外野手部門で10位の鈴木誠也(カブス)、同15位のラーズ・ヌートバー(カージナルス)は2次投票に進めなかった。
残りの先発野手は26~29日の2次で決定。投手と控え野手は選手間投票などで選出され、7月2日に全選手が出そろう。