青翔、投打で快勝V 中体連野球

  • スポーツ, 野球
  • 2023年6月15日

 東胆振中学校体育大会第12回東胆振中学校軟式野球競技大会は11日、とましんスタジアム=苫小牧市=で決勝が行われ、青翔が13―1でウトナイ・沼ノ端を下し優勝した。青翔、ウトナイ・沼ノ端は胆振大会(7月1、2両日、登別市)の切符をつかんだ。

 大会は3日に開幕。単独・合同の10チームが出場し、トーナメント戦で頂点を競った。

 ▽決勝

青 翔

3103204―13

0000100―1

ウトナイ・沼ノ端

(青)櫻井、遠藤―林

(ウ)島野、福栄心、竿田―竿田、松崎

 ▽準決勝

青 翔

102223―10

200000―2

啓 北

   (六回コールド)

(青)高橋、藤川―林

(啓)岸田、川西―石村

早来学園・追分

1000410―6

310500X―9

ウトナイ・沼ノ端

(早)秋田、小泉―小泉、秋田

(ウ)福栄心、島野―竿田

10日

 ▽2回戦

苫小牧東・明倫

00000 ―0

12013x―7

青 翔

   (五回コールド)

(苫)幸田、木川田、林、浅野―浅野、林

(青)高橋、藤川―林

緑陵・凌雲

0000002 ―2

1000002x―3

早来学園・追分

(緑)渡邊・片桐―山本

(早)秋田・小泉―小泉・秋田

ウトナイ・沼ノ端

1020230―8

0120000―3

啓 明

(ウ)竿田、島野―松崎、竿

(啓)上原、清水―今野

―”心身充実”試合を支配 

 圧倒的な強さを見せて優勝した青翔。児島監督は「一つのプレーに対する丁寧さが大きく成長した。勝負どころでよく頑張ってくれた」とナインをたたえた。

 今季、公式戦4大会全てのタイトルを獲得。「普段の生活がプレーに出る。大事な局面で試合を大きく左右する」と児島監督の教えの下、メンタル面の強化も図ってきた。「今年のメンバーは機動力があって、さまざまなパターンで得点を取れる。試合を優位に進めて、どれだけ普段の力を出せるかという精神状態をつくることが大事」と話していた。

 熊原主将(3年)は「新チームとして中体連を目標に取り組んできた。今までやってきたことの成果を出せて良かった」と確かな成長を感じていた。

 胆振大会まであと少し。「個々の能力は大きく上がることはないけど、絶対に塁に出るんだ―と強い気持ちを全員が持って戦えるチーム。優勝して全道の切符をつかみたい」と闘志を燃やしていた。

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