第43回苫小牧民報杯争奪東胆振中学校春季野球大会は4月29日、苫小牧市清水野球場で決勝戦が行われ、青翔が11―1の四回コールドで早来・追分に大勝し栄冠をつかんだ。
大会は22日に開幕。東胆振の合同5チームを含む9チームが出場し、トーナメント戦を展開した。
▽決勝
青 翔
3080-11
0001-1
早来・追分
(四回コールド)
(青)遠藤、熊原―林
(早)小林、鍋城、畑田、本多―秋田
▽準決勝
青 翔
0140006-11
0010000-1
苫小牧東・明倫
(青)高橋、櫻井―林
(苫)木川田、浅野―浅野、林
早来・追分
0001001-2
0100000-1
ウトナイ・沼ノ端
(早)秋田、小林―小泉
(ウ)島野、福栄心―松崎
-プレーの正確性に手応え
攻守で強さを見せた青翔。児島監督は「シーズン最初の公式戦で実戦を積むことができた。力の差は他と変わらないが、一つのアウトや1点といった目の前のプレーの正確性が良かった」と選手をたたえた。
初回に3点を挙げて勢いに乗った。三回には打線に火が付き、吉永徠の左越え二塁打などで一挙8点を奪った。「次に何が起こるのかを予測する力が少しずつ付いてきた。選手の能力をさらに上げるためにも、まずは目の前の一戦に全力で挑んでいきたい」と話していた。
新チーム初の公式戦に熊原主将(3年)は「みんなで守ったり打線をつないだりと、次大会に勢いをもたらす優勝だった」と笑顔で話した。
練習は厳しく、試合は楽しく―。グラウンド上のナイン含め、全員が大きな声で互いを鼓舞していた青翔メンバー。「声の掛け合いが重要。これからも自信を持って全員で勝利をつかみにいきたい」と意気込みを語った。